セルフメディケーション推進で処方箋持たない顧客を積極誘因
受診前面談で服薬コンプライアンス向上
処方箋を持たない顧客の来局頻度をいかに高めるか――これは多くの保険薬局が抱える課題です。解決策の一つはOTC医薬品の強化。広島を本拠地にチェーン展開する株式会社ファーマシィのファーマシィ薬局上本町駅前にその取り組みについてうかがいました。
処方箋を持たない顧客の来局頻度をいかに高めるか――これは多くの保険薬局が抱える課題です。解決策の一つはOTC医薬品の強化。広島を本拠地にチェーン展開する株式会社ファーマシィのファーマシィ薬局上本町駅前にその取り組みについてうかがいました。
東京都内を中心に「ミキ薬局」を展開する株式会社メディカルファーマシィーは、2020年11月より、新たにスキンケア商品の相談・販売に特化した「Miki Skin Careミキスキンケア」を東京・JR田端駅前の田端店に併設しています。同店舗では日本コスメティック協会認定のスキンケアマイスター、コスメマイスターの資格も持つ薬剤師2人を専任で配置しており、スキンケア専用の相談カウンターで日々“お肌の悩み”にお応えしています。スキンケアへの取り組みについて、そのキッカケ、薬剤師が介入することのメリット、今後の展開などうかがいました。
株式会社フォーラルではメディカルパートナー(MP)が薬剤師業務をフォローすることによって、薬剤師が服用期間中フォローや服薬情報提供など、専門性の高い業務に専念できる環境を整えています。中でもすずかぜ薬局は、薬剤師と相談しながらMPが在庫管理などを積極的に担い、廃棄医薬品による損失の防止にも取り組んでいます。互いを「さん」付けする社風など、風通しのよいコミュニケーションで薬剤師とMPの連携を進める同薬局にお話を伺いました。
地域に根差した薬局運営で50年以上の歴史を持つ株式会社メディックスでは、新型コロナウイルス感染防止対策に関して大小様々な対策を講じています。こうした中、セサミ薬局泉町店ではエリア独自の感染防止マニュアルを策定。患者さんと従業員を感染から守ると同時に、地域に向けて「安心して薬局に来てください」という大きなメッセージを発信し続けています。
グリーン薬局中央店は、高山赤十字病院から地域薬剤師会に対して「薬剤師にフォローアップをして欲しい」という要望が寄せられたことを受けて、早くからフォローアップに取り組んでいます。地域の薬物療法向上のため、受診と受診の間の空白を埋めるべく奮闘する管理薬剤師の朝田先生と長塚先生に、フォローアップを上手に始めるコツをうかがいました。
広島県、岡山県を中心に全国で95店舗(2020年9月現在)を展開する株式会社ファーマシィ。2017年には全国初の敷地内薬局としてファーマシィ薬局益田センター(島根県益田市)をオープンしました。がん治療へ介入する上で必須となる基幹病院との連携体制を粘り強い取り組みによって構築し、地域薬局をけん引してきた山根孝太先生に薬薬連携のあり方や薬局薬剤師ががん治療に関わるやりがいなどを伺いました。