薬剤師取材

管理栄養士によって広がる、薬局での栄養サポートと服薬指導

ライフエンタープライズ株式会社 代表取締役 小塩和壽さん/株式会社輔仁薬局 代表取締役 副 守尋先生

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お話を伺った
千葉県 ハーブランド薬局/ライフエンタープライズ株式会社 代表取締役 小塩 和壽さん(左)
大分県 輔仁薬局/株式会社輔仁薬局 代表取締役 副 守尋先生(右)
(2020年12月取材)

管理栄養士を採用したいと思ってもハードルがあるという声を多く聞きますが、実際に採用している薬局では、どのような採用形態で、どのような業務をしているのでしょうか。今回、2薬局にお話を伺いました。

(本記事は医薬情報おまとめ便内、特集企画「地域住民の健康を支える 栄養サポートへの第一歩」にて掲載した記事です。 )

千葉県 ハーブランド薬局

薬剤師との連携で、よりきめ細やかな健康サポート体制を実現。管理栄養士を、今後ますます必要となる地域医療・介護の現場を担う存在へ。

近年、医療・介護の在り方は、モノからヒトへと方針転換しています。例えば、診療現場では患部のみを診るのではなく、体全体を診るようになってきました。同じように薬局でも、薬の話だけではなく、その方の食生活まで入り込んだ「服薬支援」を行い、患者さん自身のサポートが必要だと考えています。
当社が運営するハーブランド薬局では、全9店舗に管理栄養士が常駐し、服薬指導時に薬剤師とともに患者さんへ必要な栄養指導を行ったり、処方箋を持たない患者さんへの無料栄養相談を行ったりしています。不足する栄養素を補うためのサプリメントの紹介も薬剤師と連携して対応するほか、管理栄養士が継続的にサポートする有料の栄養相談サービス「パーソナル栄養チャージ(PNC)」もスタートさせ、地域の健康サポートの充実を図っています。現在は、服薬指導時に必要となり得る栄養知識のマニュアル作成も進めており、薬剤師とのよりスムーズな連携を目指しています。

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