【Pick up1】
四方山話
アイデアって、たぶん誰もが思い浮かぶイマジネーションの一つだと思います。創造性というのは、ヒトが進化していく上で欠かせない存在ではないかなと思っています。
ではなぜそのアイデアで成功する人としない人に分かれるのでしょうか。
たまに成功者の話を聞いて「このアイデア、私も同じこと考えていたんだけど！」と思ったりすることがあります。その成功者と私とでは何が違ったのでしょうか。
実は単純明快で、“アイデアを具現化するための行動を取ったか”なのだと思います。もちろん運もありますが、そもそも行動しないと何も始まらないので、究極的には行動力の差なのです。
仮にそのアイデアが未熟なものだったとしても、実際に行動できる人は遥かに強いです。失敗も大いにするでしょう。しかし歩みを止めないなら、失敗を次に活かしさらに凄いものを作り上げてくるはずです。しかもその経験値はやった人にしか貯まらないので、他の追随を許しません。
そこまで分かっていても、アイデアを実現するために行動する人は少ないです。それは「挑戦」と「現状維持」だと「現状維持」のバイアスがあまりにも強いからだと思います。
「挑戦」によっては今までの成功や地位を捨てる必要性も出てくるでしょう。新しいアイデアであればあるほど「挑戦」の度合いが増していくので、どうしても怖くなってしまいます。もちろん、守るべきものを守る「挑戦しない」も勇気のいる立派な選択肢ですので、どちらが良い悪いはありません。
きっと我々はそのような無限の選択をして、今ここに居るのでしょうね。
