1.レジ袋有料化の対象になるものってなに?
レジ袋有料化がスタートしたら、薬局ではどのような対応が必要になるのでしょうか。
01:対象となる事業者は?
プラスチック製のレジ袋を扱うすべての事業者が対象です。
◎製造業やサービス業でも、事業の一部として小売業を行っていれば対象となります。
◎事業以外の販売行為、フリーマーケットなどのような反復継続性のない場合は対象外です。
02:対象となる レジ袋は?
持ち手のついたプラスチック製買い物袋は、有料化の対象となります。
「持ち手のない袋」「紙袋・布の袋」「景品・賞品・試供品を入れる袋」は有料化の対象にはなりません。調剤された薬剤の被包(薬袋)、また袋詰めになっている商品は対象となりません。
プラスチック製の袋であっても「繰り返し使えるもの」「微生物が海洋で分解できるもの」「植物由来のもの」は有料化の対象になりません。
【詳しくはこちら】
◆経済産業省・環境省「プラスチック製買物袋有料化実施ガイドライン」
https://www.meti.go.jp/policy/recycle/plasticbag/document/guideline.pdf
2.レジ袋のお渡し、やめる?販売する?
01:レジ袋を販売する場合の価格設定は?
02:他業種の事例を見てみましょう
プラスチック製レジ袋の使用量削減に、各事業者が取り組んでいます。
03:患者さんへの情報伝達もお早めに!
ダウンロードツールもいろいろ
レジ袋有料化の概要や背景、レジ袋削減実施告知などに使えるポスターやチラシ類は経産省HPでダウンロード可能。患者対応の負担軽減にもおすすめです。
【ダウンロードはこちらから】
◆経済産業省特設サイト
https://www.meti.go.jp/policy/recycle/plasticbag/plasticbag_top.html
3.エコバッグの推進という方法も!
マイバッグの利用促進により、地域のレジ袋使用量削減に貢献できます。
今や買い物袋の定番となった“マイバッグ”。「おくすりマイバッグ」としてはまだまだ認知が低いですが、これを機会におくすりをまとめて入れられるマイバッグをご案内するのもおすすめです。巾着型、取っ手付の手提げ型、さまざまな形やデザインを選ぶのも楽しいですよね。薬局オリジナルの「おくすりマイバッグ」を作成してお渡ししてみるのも患者さんや地域の方に喜んでいただけるのではないでしょうか。