先生たちとの出会いを契機に、漢方を積極的に活用
もともと健康食品の販売に力を入れていた中で、漢方を取り扱う先生と出会う機会が数多くありました。それまで、漢方は効果が出るまでに時間の掛かるイメージがありましたが、即効性の高いものであるということを知り、以来、漢方に関しての知識を少しずつ学びながら、商品を取り揃えていきました。また、東洋医学の観点も、漢方を積極的に取り入れていくきっかけの一つとなりました。例えば鬱病のような病の場合、西洋医学では鬱の症状を抑え込むための薬を服用します。また発症をしたら薬の強度をさらに上げたり、薬が増えたりする場合もあります。一方で、東洋医学では、鬱病の根本を捉えるため、腸の状態を治療する場合があります。この治療で鬱症状が改善した例も多々あります。このように東洋医学では病の根本を探し出して治療するため、再発の可能性が少なくなります。西洋医学は手術のような治療のイメージが強いのに比べ、東洋医学はもっと暮らしに寄り添うような日常生活に基づいた医学です。