【pick up】食べ残しガイドラインから浮かぶ我々の業界の問題…⁉

  • この記事をシェアする
  • この記事をツイートする
  • LINEでこの記事を送る

【Pick up1】
四方山話

小説家には2種類の人間がいて、自分の文章を「愛でる」タイプと、「排泄する」タイプに分かれるらしいです。
どういう事かというと、
小説家は一つの作品を生み出した後、自分の文章を「我が子のように可愛がって愛して何度も何度も読み返す(愛でる)」タイプと、「一度世に出したものにはまったく興味を示さず読み返しもしない(排泄)」タイプに大きく二分されるらしいのです。

私もアスヤクLABOさんで連載させていただいて随分と経つのですが、毎回のように思うのが「ああ、こう書けばよかったなぁ」という反省です。提出前には〆切ギリギリでも『文章を寝かせて読み返す』ようにしているのですが、公開された自分の文章を読むたびに「なんか読みにくい文章だな」と思ってしまいます。かと言って手直しするには遅すぎるので、基本、誰にも言わず、自分だけが悶絶して終わるパターンです。
それに疲れてか最近は読み返しもしなくなりましたので、上記でいうと“排泄型”に近いタイプになるのかもしれません。

とあるアーティストが
「最終的に作品を作り上げるのは情熱でも才能でもなく『〆切』である」
と言っていましたが、まさしくその通りかなと思います。見返せば見返すほど「直したい」箇所が見つかるので修正作業は永遠に終わりません。それでも「終える」事ができるのは“〆切”あってこそです。“〆切”のおかげで「諦め」られているのです。
(余談ですが「締切(〆切)」という言葉、「諦め」て「切る」という字なんですよね)

というわけで今回も、しっかり「諦め」たいと思います。

【Pick up2】
食べ残しガイドラインから浮かぶ我々の業界の問題…!?

  • この記事をシェアする
  • この記事をツイートする
  • LINEでこの記事を送る
アスヤクLABOの仲間になりませんか?

ご登録いただくと、すべてのコンテンツの閲覧・座談会の参加ができるほか、最新情報をメルマガでお届けします。

アスヤクIDに登録する

この記事を読んだ方におすすめの記事

ページトップへ戻る