【pick up】財務省「効果なかった医薬品を保険償還なしに」提言

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【Pick up1】
四方山話

先日、用事があって東京の秋葉原に行ってきました。訪れたのは人生2回目で、1回目はコロナ禍の真っ最中でした。なのでその時のイメージが強かったのですが、行ってみてビックリ。平日なのに比べ物にならないほど多くの人であふれていました。大阪にはJR大阪駅と阪急梅田駅を結ぶめちゃくちゃ混雑する有名な信号機があるのですが、秋葉原では普通の信号機でそれを思い出すくらい、人・ひと・ヒトでした。

さておき、歩いている人を見ると、半分まではいかないけど5人に2人は外国の方のようでした。いま外国人観光客はかなり増えています。3月の訪日客数は308万1600人で初めて単月300万人を突破し過去最高、24年1〜3月期の旅行消費額も1兆7505億円とこちらも過去最高額となっています1) 。これは円安の影響も大きいようで、しばらくこの流れは続きそうです。

観光客が増える事は日本の景気を押し上げる事につながるので良い側面もありますが、インバウンド用に物価が上昇すれば、国民にとってはただの値上がりでしかありません。また今回のように円安を交えたものだと食品代や材料費が(そもそも世界情勢の悪化で物資不足の中で)さらに高騰してダブルパンチになっちゃいます。
そして我々の業界も対岸の火事じゃないです。
包装紙代、電気代、人件費(賃上げ)などなど今どんどん上がっています。なのに医療業界は価格に転嫁する術がないのでどうしようもありません。(賃上げは自分のところだけじゃなく取引先でも上げて価格転嫁してくるはずです。調剤報酬として3点上がりましたけど、以前ざっくり計算したように2) とてもじゃないけど対応できるとは思えません)
とはいえ価格転嫁できてしまっては国民皆保険制度の崩壊につながりかねないので、簡単に「転嫁してもかまへんで~」とは言えません。
難しいところなので今後もしっかり考えていく必要があります。ただ少なくとも今回の改定は正解ではないように思うのですが、皆さんはどうお考えでしょうか。

【Pick up2】
財務省「効果なかった医薬品を保険償還なしに」提言

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