【Pick up1】
四方山話
昔と意見が変わった、ってことありますか?
「意見は絶対変えない」
という方もいらっしゃって、スゴイなぁと尊敬します。
私はそこまで自信を持てないので、色んな人の意見を聞いて「ああ、そういう考え方もあるのか」といったん飲み込むようにしています。
反対(あるいは賛同)など自分の意見を出していくのも大事ですが、様々な意見を少しずつ自分の中へ消化していきます。それによって微細な軌道修正をしたりしなかったりしますが、ごくまれに、大きく意見を変える時があります。
意見を大きく変えるというのは、まあまあ大変な事だと思いますが、そこまでして変えた原因って何だったのだろうか・・・と改めて紐解いてみました。
すると、最終的に行きついたのは『知識・理解不足』でした。
「海を泳いでいる間は、海の大きさは分からない」
いわゆる「井の中の蛙大海を知らず」という言葉がありますが、今回の原因はまさしくそれに当てはまります。
“薬剤師になる前と後”、“雇われる側と雇う側”、“薬局(処方を受ける側)と病院(処方する側)での仕事”、“制度を決められる立場と決める立場”などなど。幸か不幸か「立場が変わればこうも意見が変わるかね」というのを、私はいくつか経験させていただきました。それによって、別の視点が生まれ、捉え方が変化し、考えを大きく変えることに繋がっていったように思います。
あっち行ったりこっち行ったりコロコロ意見を変えるのはどうかと思いますが、物事を柔軟に捉えるというのは大事なのかなぁと、思ったりもします。
(とか言いつつ、なぜか周りからは「あんたは頑固」と言われることが多いです…。ナゼ!?)