【Pick up1】
四方山話
薬剤師国家試験が2月17・18日で行われましたね。今回は例年に比べ難しかったようですね。受験生の皆さんはお疲れ様でした。
毎年この時期になると自分が受験生だったころを思い出します。だいたいの合格ラインが決まっているので、自己採点がそれより上か下かで受験生は天国と地獄になっていました。懐かしい。未だに受験の夢を見たりするので、人生においてインパクトの大きかった出来事である事は間違いないようです。
薬剤師国家試験は、毎年約1万人の合格者が出ます。子供の数は約100万人なので、100人に一人は薬剤師という事になります。医師国家試験も同じくらいの合格者数です。子供の数は年々減ってきている(昨年は約73万人)ので、このままだと70人に1人は薬剤師(医師)になってしまいますね。多くない?
薬学部はこれ以上作らせないようにしていますが、まだない都道府県は例外的にOKが出そうとのこと。ただでさえ定員割れしている薬学部も多く、子供の数が減っていく中で作る意味って…。大学側も生徒確保のために、より都会の便利なところに移転していくのではないでしょうか。そういう意味でも地方はどんどん人が少なくなって医療過疎がさらに進みそうです。コワイ。