【オリジナル】 認定薬局のカギは地域住民の「いきつけ」化

  • この記事をシェアする
  • この記事をツイートする
  • LINEでこの記事を送る

認定薬局制度がスタートして1年余り、認定薬局数は全国で約3,360件(地域連携薬局約3,230件、専門医療機関連携薬局約130件※厚労省資料参照)になったようです。順調に数は増えていますが、求められる役割を十分果たせているのか、国民の目にはどう映っているのか、知っておきたいところですね。


日本コミュニティファーマシー協会(JACP)では2013年の設立当初から、地域社会の拠点となり人々にとって拠り所となる「いきつけ薬局」を目指して、ドイツの薬学視察旅行や研究会、フォーラムなどを通じて薬局・薬剤師の新たな展開を支援してきた。近年は健康サポート薬局、2021年8月には認定薬局制度がスタートしたが、「JACPでは先行して準備を進めてきた」と代表理事・吉岡ゆうこ氏は語る。認定薬局制度は発足から1年を超えるものの、患者さんが「目的に応じ機能で薬局を選ぶ」という制度目的は達成されているのか。吉岡氏は、「認定薬局だから行くということはあまりないのでは」との厳しい見方だ。

  • この記事をシェアする
  • この記事をツイートする
  • LINEでこの記事を送る
アスヤクLABOの仲間になりませんか?

ご登録いただくと、すべてのコンテンツの閲覧・座談会の参加ができるほか、最新情報をメルマガでお届けします。

アスヤクIDに登録する

この記事を読んだ方におすすめの記事

ページトップへ戻る