- 日時:
- 2021.1.17(日) 10:00~13:10
- 申込締切:
- 2021.01.15(金)
- 会場:
- オンライン
- 内容:
国立研究開発法人 国立国際医療研究センター 国際感染症センター・AMR臨床リファレンスセンター
石金 正裕 先生(講演要旨)
皆さんは、世界で猛威をふるっている新型コロナウイルス感染症に対して、薬局ではどのような感染対策を行っていますか?効果的な感染対策は知っていますか?感染拡大防止のために、適切な感染対策を学びましょう。
また、皆さんは患者さんに、抗菌薬を処方したことはありますか?その時に、処方した抗菌薬が本当に必要であるか、考えたことはありますか?
最近、「薬剤耐性」という言葉を新聞やインターネットのニュースで見かける機会が増えてきました。「薬剤耐性」は、読んで字のごとく、薬に耐性がある、つまり薬が効かなくなることを意味します。薬といってもたくさん種類がありますが、特に、抗菌薬が細菌に効かなくなることが問題となっています。
抗菌薬が効かない耐性菌(薬剤耐性菌)が世界中の問題となっており、イギリスのグループの推定によると、何の対策も行わず、このまま耐性菌が増加してしまうと仮定すると、世界における2050年には耐性菌による死亡はがんによる死亡者の数を越えて、約1000万人にも及ぶと考えられています(2013年は、耐性菌による死亡者の数は約70万人)。薬局薬剤師が知っておくべき、感染症の基本として、①薬局における新型コロナウイルス感染症対策と、②薬剤耐性(AMR)についてお話ししたいと思います。
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- 受講料:
- [2000円]
- 認定単位:
- [2単位]
- 問い合わせ先:
- https://www.suls.jp/yms/member/