薬剤師業務100のノウハウ
薬剤師調査レポート

薬剤師の適正使用実態調査
~対物業務から対人業務への変化感と服薬指導での課題感とは~

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2019年4月に「0402通知」が発表され、“対物から対人業務へ”に対する具体的な対策やビジョンがより求められるようになった中で、現場での変化や服薬指導における課題感について伺いました。ぜひ参考にしてください。

実施時期2020年1月
サンプル数ネクスウェイ アスヤク仲間 323名
手法WEBアンケート

Q1_かかりつけ薬剤師の推進などにより、門前のクリニックなど特定の医療機関以外からの処方せんを受ける機会が 増えると考えておりますが、かかりつけ薬剤師がスタートした2年前と現在を比べ、 特定の医療機関以外からの処方せんは増えていると感じますか。

約半数の薬剤師が特定機関以外からの処方箋が増えたと感じているようです。今まで以上に多くの製品情報が必要になっている可能性が高く、服薬指導し慣れていない薬剤も出てくると考えられます。

Q2_2年前から「対物業務から対人業務」への変化が求められておりますが、その2年前と現在でご自身の対人業務に変化はありますか。

半数近くが変化を感じており、徐々に対人業務へのシフトがなされているのではないでしょうか。

Q3_ご自身の服薬指導は患者の治療継続に影響できていると思いますか。

「普通」の回答が65%近くを占めており、服薬後のフォローアップという点においても課題はありそうです。

Q4_あなた以外の薬剤師も含めた薬局全体で患者への服薬指導の質を高めるための取り組みや工夫をできていますか。

「できていない」が半数以上を占めていることから、服薬指導の質の向上においても課題があるということが見受けられます。

Q5_ それはどんな取り組み・工夫ですか。

Q6_ 服薬指導に課題があると思う疾患はなんですか

使用方法などが難しいデバイス系だけでなく、治療意義など理解を得づらい薬剤が上位にあがっている傾向がみられます。使い方だけでなく、服薬継続してもらうための工夫などの情報も必要と考えられます。

Q7_ 前問で選んだ中で最も課題があると思う疾患はなんですか。

これからさらに増えるだろう「がん」において、これまで入院治療が中心だったところから通院による治療も増えており、来局者が増えることからも課題意識が高いのではないでしょうか。

課題のある疾患と回答した理由(上位4疾患)

<理由回答概要>
■連携
・薬薬連携ができていない
・レジュメンがない中での指導への不安
■知識・スキル不足
・そもそも知識がない
・経験もないので急に指導できない、自信がない
■本人とのコミュニケーション
・疾患的にどこまで突っ込んだ話をしていいか困る
・告知がそもそもされているのかわからない

<理由回答概要>
■本人とのコミュニケーション
・疾患的に話がうまくできない
・神経質な患者がいるため言葉を選ばないといけない
・依存についての話もしたいもののどう伝えていいかわからない

<理由回答概要>
■本人とのコミュニケーション
・疾患的に本人が服薬を忘れてしまう
・治ると思っている、認知症と理解できない
■本人以外とのコミュニケーション
・家族が協力的ではない
・家族以外の人との連携する手段が見つからない

<理由回答概要>
■治療意義
・治療や服薬する意味を理解していないとアドヒアランスが非常に悪い
・長年にわたり服薬している方への指導のマンネリ化 してしまう
■生活指導
・運動や食事改善に対して患者が前向きではない
・日常生活にどう入り込むか介入するかが難しい

Q8_ 調剤頻度が低く、不慣れな薬剤の服薬指導の際に指導箋が必要だと思いますか。

Q9_不慣れな薬剤の服薬指導をする場合に、指導箋が必要だと感じるのは以下のうちどれが当てはまりますか

Q10_服薬指導の前に、処方された薬剤の注意すべき点や患者に適した指導箋が電子薬歴上に自動でポップアップ画面が出現・確認できるシステムがあったら活用したいですか。

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