地域に求められる健康ステーションとして地域住民のセルフメディケーション力向上に貢献すべく、薬局・薬剤師としてどのうな取り組みを実施しているのか伺いました。ぜひ皆さまの日々の薬局業務にお役立てください。
実施時期 | 2019年4月 |
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サンプル数 | ネクスウェイアンケートモニター: 200名 |
手法 | WEBアンケート |
Q1_要指導医薬品・第一類医薬品は薬局内で取り扱っていますか?
すでに取り扱っている薬局が6割強であり、その内薬2割は積極的な案内を実施しているようです。
Q2_前設問で「要指導医薬品・第一類医薬品を特に取り扱いがない」とお答えした方に伺います。どのような理由で取り扱われていないのでしょうか。
近隣住民からのニーズがないことやドラッグストアが近隣にあることなどが要因として挙げられています。
Q3_前設問で「要指導医薬品・第一類医薬品を取り扱っている」とお答えした方に伺います。特に売れている商品がありましたら、商品名をお教えください。
ロキソニンシリーズは93回答と圧倒的に多く、その次にリアップやガスター10が多く見受けられました。
Q4_前設問で「要指導医薬品・第一類医薬品を取り扱っている」とお答えした方に伺います。要指導医薬品・第一類医薬品を販売されるときにどのような案内や商品陳列など工夫をされていますでしょうか。もしあればお教えください。
要指導医薬品では患者の手の届かないところに陳列することが決まりになっているということに配慮しつつ、カウンターの近くなど目につきやすい場所に置いたりポスターやのぼり等を利用しているケースもあるようです。
Q5_ 要指導医薬品・第一類医薬品の販売に関して悩みはありますでしょうか。もしあればお教えください 。
併用薬との確認や販売時の確認事項等も多く、時間がかかってしまうこと、またお薬手帳への反映などが挙げられています
配置スペースの問題や在庫管理、確認事項の手間などが仕入れの大きなネックになっているようです
Q6_OTC医薬品・衛生資材・食品などをどのくらい案内されていますか?
約65%近くは現状案内を行っているようです
Q7_前問で「取り扱っていない」以外とお答えした方に伺います。OTC医薬品・衛生資材・食品などで特に売れている商品がありましたら、商品名をお教えください。
OS1、マイサイズ、もっちり麦、生姜湯、衛星資材系が回答として多くみられました
Q8_前問で「取り扱っていない」以外とお答えした方に伺います。 OTC医薬品・衛生資材・食品などを販売されるときにどのような案内や商品陳列など工夫をされていますでしょうか。もしあればお教えください。
POPやポスターを活用して目立つようにという意見も多くありますが、まとめ売りや季節に合わせた販売、レシピを添えるなど様々な工夫もあるようです
Q9_前問で「取り扱っていない」以外とお答えした方に伺います。 OTC医薬品・衛生資材・食品などの販売に関して悩みはありますでしょうか。
スペースの関係上、少量でしか在庫を置けないことや、期限確認の他、売れ筋がわからないことや患者の需要に合っているのかといった不明瞭な部分も悩みとしてあるようです。
Q10_薬剤師がOTC医薬品の販売に関わることに意義を感じますか?
約9割が「はい」と回答していることからもOTC販売への前向きな姿勢がうかがえます
Q11_前設問でなぜそう回答されましたか。理由をお教えください。 (前設問:薬剤師がOTC医薬品の販売に関わることに意義を感じますか?)
薬剤師が介入することに受診勧奨に繋げられることや医療費の削減につながるという点の他、薬剤師は薬の専門家である自負のもと、必要性を感じているという意見も多くみられました。
時間的余裕がないことや、登録販売者との分業を考えている意見も見受けられました。
Q12_処方医薬品以外で、感染症対策製品を扱っていますか?扱っているものを選択ください。
マスクが圧倒的に多く、次いでのど飴、うがい薬とのどのケアに重点を置いた商品が多いようです。
Q13_この冬季、前問の感染対策製品を積極的に販売されましたか?また売れましたか。
半数以上が積極的に販売に取り組んだようです
Q14_感染対策製品で、特に売れた製品などがあれば製品名を教えてください。
マスクが圧倒的に多く、次いで飴やクレベリンが多くみうけられました。
Q15_ 感染対策製品を患者さんにおすすめされる工夫等あれば教えてください。 (陳列、ポスターでの勧奨、お声かけなど)
POPやボードを活用し案内しているケースや、個包装対応、レジ横において案内しやすい環境を作ったりしているケースもあるようです