第一三共ヘルスケアは外用鎮痛消炎薬のロキソニンS外用薬シリーズから、新たな剤形となる「ロキソニンSハードゲル」(第2類医薬品)を発売した。
2020年の新型コロナ感染拡大以降、外出機会減少やテレワークの増加などを背景に外用鎮痛消炎薬市場が拡大傾向を辿るなか、優れた鎮痛消炎効果をもつロキソプロフェンナトリウム水和物を配合したスイッチOTCとして同シリーズも支持を広げている。
一方で塗布剤ではゲル剤の市場が拡大しており、同社が昨年実施したハードゲル剤に関する調査(n=617)において、使いやすさと効果を同時に求める生活者ニーズがあることが明らかとなったことを背景に、日本で初めてとなるロキソプロフェンナトリウム水和物を配合したハードゲル剤の開発に至った。
同品は100g中ロキソプロフェンナトリウム水和物1.13g(無水物として1g)配合。ベタつきにくく、手を汚さずサッと広範囲に塗りこむことができるスティックタイプを採用することにより、優れた効果に加え、液だれせずに手を汚すことなく患部に塗りこむことができる特長を打ち出している。
使用感も追求した処方設計により、ベタつきにくく硬すぎない適度な使用感を実現し、ゲル剤特有のツンとしたアルコール臭も抑えている。無香料・半透明タイプなので、においが少なく塗った後が目立たないという使用感もメリットにアピールしている。
【容量・価格】41g◆1628円(税込)
【発売日】4月23日
【カテゴリー】第2類医薬品
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