大鵬薬品工業は医療用医薬品・バップフォー®のスイッチ品として、日本で初めて尿意切迫感の効能を有する女性向け（※１）ＯＴＣ薬「バップフォーレディ®」（要指導医薬品）を発売した。
成分・特徴
急に尿がしたいとの我慢し難い訴えである尿意切迫感や、これを伴う頻尿・尿もれといった症状は過活動膀胱症状と呼ばれ、日常生活の質を低下させる原因になる。日本で過活動膀胱症状を有する人は40歳以上の男女で800万人程度いるとされている（※２）ものの、同社調査によると尿の悩みはなかなか周りの人や医療機関に相談しにくいという人も多い。
同品は医療用成分プロピベリン塩酸塩を配合し、要指導薬として尿意切迫感の効能・効果を取得。薬剤師から対面での指導のもと、過活動膀胱症状に悩む女性が薬局で購入することが可能となった。
抗コリン作用とカルシウム拮抗作用により、膀胱の異常収縮を抑制する。成人女性（15歳以上70歳未満）１日１回、１錠の服用で、飲みやすい小粒の錠剤を採用している。
（※１）安全性を考慮し、男性は泌尿器科などの専門医の指導のもとで服用する必要があるため服用できない。また高齢者で特に70歳以上は安全性を考慮すると医師の指導のもとで治療する必要がある。
（※２）本間之夫，他．排尿に関する疫学的研究．日排尿機能会誌．2003；14：266-277．
概要
【容量・価格】７錠◆2750円
【カテゴリー】要指導医薬品
【発売日】11月24日
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