武田コンシューマーヘルスケアから「ベンザブロックプレミアムシリーズ」として『ベンザブロックS プレミアム・同S プレミアム錠』『ベンザブロックL プレミアム・同L プレミアム錠』『ベンザブロックIP プレミアム・同IP プレミアム錠』(いずれも指定第2類医薬品)が発売された。
同社調査によると、かぜは進行することで実感する症状が増加傾向にあり、かぜのひき始めこそ症状別に対処することが望ましいという。このほど発売された「ベンザブロックプレミアムシリーズ」は、現在発売中の「ベンザブロックプラス」シリーズ※1に比べ”かぜのひき始め”の症状をより追求した処方※2が特徴。鼻からくるかぜには黄色の『ベンザブロックS プレミアム・同S プレミアム錠』、のどからくる人には銀の『ベンザブロックL プレミアム・同L プレミアム錠』、熱からくる人には青の『ベンザブロックIP プレミアム・同IP プレミアム錠』と、ひき始めのかぜのタイプに合わせてラインアップ。また、いずれの製品もカプレットと錠剤を展開することで、ニーズに合わせた提案を行っていく。
去痰成分として新たにグアイフェネシンを配合した『ベンザブロックS プレミアム・同S プレミアム錠』は、鼻水・鼻づまり・くしゃみを緩和する成分のヨウ化イソプロパミドとd-クロルフェニラミンマレイン酸塩、粘膜の炎症を抑えのどの痛みを緩和するトラネキサム酸、発熱時に失われやすいビタミンB2(リボフラビン)、ビタミンPの一種であるヘスペリジンなど10種の成分を配合。鼻水やのどの痛み、鼻づまりなどの症状を緩和していく。
従来品に比べ、イブプロフェンの配合量を600mgへ増量するとともに抗炎症成分のトラネキサム酸を追加配合することで、のどの痛みを緩和していく『ベンザブロックL プレミアム・同L プレミアム錠』は、L-カルボシステイン、プソイドエフェドリン塩酸塩など7種の成分を配合し、のどからくるつらい症状をサポートしていく。
『ベンザブロックIP プレミアム・同IP プレミアム錠』は、のどの炎症を抑えて痛みを緩和するグリチルリチン酸を追加配合するとともに、イブプロフェンやアセトアミノフェン、ビタミンC(アスコルビン酸カルシウムとして配合)、ビタミンPの一種であるヘスペリジンなど9種を配合。かぜにおける様々な症状を緩和する。
近年、成長を続けている症状タイプ別パーソナルかぜ薬市場を牽引する製品として、注目が集まっている。
【容量・価格】いずれも「12カプレット」1398円、「24カプレット」1998円、「30錠」1598円、「45錠」1998円(希望小売価格・税抜)
※1 「ベンザブロック Sプラス」、「同Sプラス錠」、「ベンザブロック Lプラス」、「同Lプラス錠」、「ベンザブロック IPプラス」、「同IPプラス錠」
※2 同社製品比較