#OTC医薬品 #指定第2類医薬品

「ベンザブロック®プレミアムDX」シリーズ アリナミン製薬株式会社

  • この記事をシェアする
  • この記事をツイートする
  • LINEでこの記事を送る

 アリナミン製薬はかぜ薬のベンザブロックプレミアム・シリーズをリニューアルし、新たに「ベンザブロック®SプレミアムDX」、「同LプレミアムDX」、「同IPプレミアムDX」「同TプレミアムDX」(いずれも指定第2類医薬品・それぞれ錠剤タイプの「錠」も展開)として発売した。
 より今の時代のかぜ症状を追求した処方とし、コロナ禍を経て変化した消費者ニーズを捉えて進化が図られ、自分のかぜ症状に合わせた、より効き目の高いかぜ薬が求められている状況に加え、コロナ禍を経て特にせきがつらいと感じる人が増えていることを勘案し、従来シリーズの鼻(S・黄色)、のど(L・銀)、熱(IP・青)に、せき(T・緑)タイプを追加した。
 「S」はd―クロルフェニラミンマレイン酸塩が抗ヒスタミン作用により鼻水・鼻づまり・くしゃみをおさえ、鼻粘膜の充血・はれをおさえて鼻づまりを改善するプソイドエフェドリン塩酸塩、鼻腺への刺激の伝達を遮断し、鼻水をおさえるベラドンナ総アルカロイドなどを配合。「L」はイブプロフェンを1日量600mg配合し、のどの痛みをおさえて熱を下げるほか、粘膜の炎症をおさえてのどの痛みを鎮めるトラネキサム酸、せき中枢に働くデキストロメトルファン臭化水素酸塩水和物らを配合。「IP」はイブプロフェンとアセトアミノフェンの2種の解熱鎮痛成分が働き、のどの痛みをおさえて熱を下げ、かぜで消耗した体力の回復を促すチアミン硝化物、ビタミンCを補給するアスコルビン酸カルシウムらを配合する。
 新カテゴリーの「T」はイブプロフェンを1日量600mg配合し、のどの痛みをおさえて熱を下げるほか、ジヒドロコデインリン酸塩がせき中枢に働いてせきをしずめる。気管支を広げて呼吸を楽にし、せきをしずめたり、たんを排出しやすくするdl―メチルエフェドリン塩酸塩、気道粘膜で異物を排出する動きを高めてたんを排出しやすくするアンブロキソール塩酸塩らを配合している。
【容量・価格】各12カプレット◆1398円/24カプレット◆1998円、錠剤タイプ各30錠◆1598円/45錠◆1998円(すべて税抜)
【発売日】9月25日
【カテゴリー】指定第2類医薬品


▼おすすめコンテンツのご紹介▼

    記事転載元(薬局新聞社)

    ページトップへ戻る