今回の記事は、令和2年7月7日に日本薬剤師研修センターから発信された以下の内容の解説記事となります。
いわゆる座学による研修会の実施方法に関する時限的特例について
上記に関する解説部分は以下から始まります。
2. オンライン勉強会で認定単位が受け取れる?
1. そもそもオンライン勉強会って?
最近段々と薬剤師向けの「オンライン勉強会」や「WEB勉強会」などが増えてきているように感じますが、まずはどういったものなのかを見ていきましょう。
※今回、ここで取り扱う「オンライン勉強会」とは、オンライン(WEB)上にて講演会や勉強会や研修会を発信し、受講者がそれに対してリアルタイムで参加・視聴する形式のものとします。(登壇者と受講者のやりとりが双方向かどうかは問わないこととします)
1: オンライン勉強会のメリット
・どこからでも参加できる・ラフな格好でリラックスしながら参加できる・スライドや音声が安定して視聴できる・質問がいつでもできることが多い
オンラインでの実施なので、当たり前なのですが、主催者の居場所などによらず、薬局でギリギリまで仕事していても参加できます。オンライン勉強会が増えれば、参加できる勉強会の選択肢が広がりますね。
リラックスした状態で参加できることもオンラインの大きなメリットです。
例えば、仕事を終えてから研修を1時間半から2時間受けるのはとても疲れることですが、オンライン勉強会の場合、ラフな格好であったり、ときに飲食したりしながらであったり、気持ちにゆとりのある状態で受講することが、きちんと集中して臨むことにも繋がります。
勉強会としての環境についても、会場が自分のパソコン(あるいはタブレット)の画面になるので、スライドが見やすかったり、音声が聞きやすかったりするというメリットもあります。(ただし、ご自身の通信環境に依りますのでご注意ください)
また、チャットをいつでも受け付けている勉強会も多いのもうれしいポイント。通常の集合研修会などあれば「手を上げてまでは……」と思ってしまうようなことでも気軽に質問できると学習意欲にも繋がります。