【薬剤師カモーンTV×医薬情報おまとめ便×アスヤク】ついにやってきた“2025年問題”変化する薬剤師の働き方とは?

医療・介護システムや人材不足が深刻化すると言われている2025年問題。ついにその2025年に突入しましたが、薬剤師の働き方はどのように変化するのでしょうか? 3月号に引き続き今回も、「薬剤師カモーンTV」「医薬情報おまとめ便サービス」「アスヤク」のコラボ企画と題して、2025年問題について迫ります。


1947~1949年生まれの「団塊の世代」が75歳以上の後期高齢者となることによって、雇用・医療・福祉といった日本経済や社会の広い領域にさまざまな影響を及ぼす問題のこと。75歳以上が国民の1/5、65歳以上が国民の1/3になります。


支えていくための薬局薬剤師の役割

薬剤師坪田

ここ10年で在宅医療のニーズがすごく増えたと思いますが経営者視点で見るとどうですか?

薬局経営者たっけ

在宅医療もですし、後発医薬品率を上げることや、選定療養制度など社会保障費を下げることに繋がることが薬局薬剤師にも求められていると感じます。今後我々の世代が支えていかなければならないので重要ですよね。

薬剤師坪田

国民皆保険制度を守っていくという意味もありますね。

薬剤師の働き方の変化と体制構築の重要性

薬局経営者たっけ

薬剤師自身が週末に帰省して親御さんの介護をされたり、同居をされていたり、介護をしながらの働き方に変化していることも感じますね。それと、高齢の方が増えているので患者さんや介護が必要な方が増えていて、働き手が不足していると思います。薬剤師の人口はあまり変わっていないと思いますが、どの経営者さんも人手不足に困っていらっしゃいますね。

薬剤師坪田

確かに現場感としてもいつでも忙しいということは思いますね。だからこそ医療DXなどICTを使って業務を効率化しないといけないですね。

薬局経営者たっけ

在宅医療のニーズは実績として非常に高まっていると思うのでますます体制を整えることが求められていると思います。

2040年問題は知恵を絞って乗り越えていく

薬局経営者たっけ

次は団塊ジュニア世代が65歳を迎え高齢者の割合が35%に達すると言われている2040年問題があるので、ますます介護・医療ニーズが高まると思います。大変ですがやりがいもあるので皆で知恵を絞って乗り越えないとですね。

薬剤師坪田

タブレットを使って在宅に行くなんて10年前は考えられなかったですし、オンライン服薬指導などデジタルもうまく活用して変化していきたいですね。

薬局経営者たっけ

高齢独居の方も増えているので色々な事業機関と連携してどのように地域の中で支えていくか、まさに「地域包括ケアシステム」の薬局の役割・薬剤師の存在価値を出していかないといけないと思います。2040年もきっとあっという間に来ちゃいますからね(笑)

薬剤師坪田

変化していくのは大変ですが皆で向き合って薬剤師の価値も示していけるといいなと思います。




ページトップへ戻る