コラム記事

服薬管理困難ケースの対策検討 “3STEP”
~薬の必要有無から見直そう!~


このシリーズでは、初めて在宅の患者さんを担当する方や、日頃の在宅訪問に不安を感じている方へ、明日から役立つコツを実例もとにお伝えしていきます。

「お薬カレンダーにセットしてもちゃんと飲んでくれない・・」
「夕食後の薬を間違って朝食後に飲んでしまった・・・!」

など、一包化や服薬カレンダーの使用などの工夫はしているものの、きちんと服薬できていない。こんな患者さんに遭遇したことはありませんか?

今回は、そんな時のコレってどうする!?をご紹介します。
(前回の記事はこちら→vol.2 配達から管理へ!ホンモノの在宅服薬管理薬剤師とは~ご自宅に上がる編~


●お薬カレンダー通りに飲めないのはどうしてか?

1. "服薬管理ができていない方のパターン"とは?

服薬アドヒアランスが良くない患者さんに対して、一包化やお薬カレンダーの使用など管理ツールの提案はどの薬剤師さんも対応されていると思います。在宅の現場で頭を悩ませるのはそれでも、服薬が困難な場合ですよね。

管理ツールを導入しても、服薬できない「服薬管理困難ケース」は、さまざまなパターンに遭遇しますが、経験上、一概に認知症だからというわけでもありません。

下記のようなパターンが多いのではないでしょうか?

✔︎ 1日の時間感覚がない
 認知機能の低下等があり時間が分からず、朝なのに昼を服薬してしまう
✔︎ 生活スタイルが服薬時点と合っていない
 朝11頃起きるため、ご飯を食べると昼になっていて、朝が服薬できていない
✔︎ 特定の服薬時点が服薬できていない
 家族やサービスの見守りがある朝と夕は服薬できているが、昼は服薬できていない

服薬できていない理由がわからない時は、服薬できているタイミングを探すことでも良いです。
前回のVol.2でもお伝えしたように、まずはご自宅に上がらせてもらい、患者さんの生活状況を把握することが重要です。

●対策の手順

2. まずは現状把握から

ページトップへ戻る