コラム記事

ツムラさんとコタローさんの医療用漢方製剤を比べてみよう コタローさんの竜胆瀉肝湯編 

コタローさんの竜胆瀉肝湯は、
ツムラさんの『薛氏十六種』の竜胆瀉肝湯にセンキュウ、シャクヤク、オウレン、オウバク、レンギョウ、ハッカ、ハマボウフウを加えた構成になっています。


ツムラ竜胆瀉肝湯 出典:薛氏十六種
〔組成〕
ジオウ、トウキ、モクツウ、オウゴン、シャゼンシ、タクシャ、カンゾウ、サンシシ、リュウタン


コタロー竜胆瀉肝湯 出典:一貫堂方
〔組成〕
トウキ、シャクヤク、センキュウ、ジオウ、オウレン、オウゴン、オウバク、サンシシ、レンギョウ、ハッカ、モクツウ、ハマボウフウ、シャゼンシ、カンゾウ、リュウタン、タクシャ
※太字がツムラさんの竜胆瀉肝湯と同じ生薬です。


加えられている7つの生薬がどういったはたらきをするのかが分かれば、使い分けがイメージできそうですね。
ただ、「7つ」って、なかなか数が多くないですか??
もう少し塊で考えてみましょう。


別の視点では、温清飲(四物湯+黄連解毒湯)にリュウタン、タクシャ、モクツウ、シャゼンシ、カンゾウ、レンギョウ、ハッカ、ハマボウフウを加えた構成になっています。
さっきのコタローさんの竜胆瀉肝湯の組成の一覧に、四物湯の生薬を赤色、黄連解毒湯の生薬を青色にしてみます。


コタロー竜胆瀉肝湯 出典:一貫堂方
〔組成〕
トウキシャクヤクセンキュウジオウオウレンオウゴンオウバクサンシシ、レンギョウ、ハッカ、モクツウ、ハマボウフウ、シャゼンシ、カンゾウ、リュウタン、タクシャ


そうすると、レンギョウ、ハッカ、ハマボウフウの3つが残りました。
「3つ」なら、ちょっと詳しく調べてみようかという気分になれる数ですね!

レンギョウ、ハッカ、ハマボウフウってどんな生薬なんだろう?

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