大正製薬は『プリザS坐剤T』をリニューアルするとともに、『プリザSクリーム』（いずれも指定第2類医薬品)を新発売した。
痔疾用薬「プリザ」シリーズは、炎症を抑えるヒドロコルチゾン酢酸エステルなどを配合することで、痔の症状である痛みや出血、はれ、かゆみを緩和するシリーズ。1987年、DDS(ドラッグ・デリバリー・システム)の考えに基づく静止型坐剤「プリザ」と「プリザS」を発売以降、1995年には静止型坐剤に血管収縮剤を配合した「プリザエース」を発売するなど、痔疾用薬市場を牽引してきた。
リニューアルされた『プリザS坐剤T』はメントール配合でスーッとした使用感の坐剤で、同社技術により従来品を小型化することに成功したことで、挿入時に加わる力が従来品と比較して軽減され、するっと挿入しやすくなった。
新発売となった『プリザSクリーム』は軟膏剤に比べて伸びが良いため、痛む患部にさらっと塗りやすくやさしい使い心地が特長のクリーム剤。べたつかないため、下着などに製剤の油染みがつきにくくなっている。
【容量・価格】「プリザS坐剤T」10個◆1456円、20個◆2718円、30個◆3883円、「プリザSクリーム」20g◆1748円(いずれも希望小売価格・税抜)
