※都道府県別の案内リンクまとめつき
今回の記事は、二次補正予算案での対応が決まった、 「医療機関・薬局等における感染拡大防止等の支援」についての中の薬局への支援金部分 (医療分) についての解説記事となります。
1. 薬局も支援金がもらえる!?
5月末に閣議決定された令和2年度二次補正予算案の中では、病院・診療所などと併せ、薬局への支援も盛り込まれています。「医療機関・薬局等における感染拡大防止等の支援」という名目で、薬局では最大70万円の支援交付金を受け取ることができます(医療分)。 (※ちなみに、介護分では、慰労金の支給などについても対象とされています。)
『「従前から勤務している者及び通常の医療の提供を行う者に係る人件費」を除き、新型コロナウイルス感染症に対応した感染拡大防止対策や診療体制確保等に要する費用が補助の対象経費』となっております。
単に直接的な感染拡大防止対策に関わる費用に限られず、オンライン服薬指導のためのシステム費用や、患者間・医療従事者間も含めた感染対策としての薬局の設備や保険等にかかる費用についても幅広く補助の対象となるようです。
また、令和2年4月1日から令和3年3月31日までに支出される費用が対象となり、既に支出済みの費用だけでなく、申請日以降(令和3年3月31日まで)に支出が見込まれる費用も合わせて、概算額で申請することが可能です。
各医療機関等からの申請は1回限りなので、注意してください。
2. どうやって申請すればいいのか
早速、申請方法を見ていきます!
※申請は各都道府県毎に受付を行っていますので、実際の申請の基準や方法の詳細は異なる場合があります。
1: 具体的には何が申請の対象なのか?
支援金の申請のためには、薬局における感染防止対策等について、何に費用を使ったのか( 使う予定なのか)を明示する必要があります。
感染防止等対策にあたる内容は大きくは3つに分けられます。