
【Pick up1】
四方山話
とあるところで「AIによって今後、能力差はなくなる」と紹介していました。
つまり
◆IQが100未満の人たちは、例えばデートプランなど「ある事案に対してどうすれば良いのか」を構築できなかったが、AIの登場によって最適な回答を得ることができる。つまりIQ100の行動ができるようになる。
◆IQ100超えの人たちは自分で考えなくなるので、IQは下がっていく。
◆つまり人類のIQは限りなく平均値100に近づいていく。
と、していました。
原始時代では、力(ケンカ)さえ強ければその人がリーダーでした。しかし時代とともに“頭の良さ”が“力の強さ”にとってかわったように、AIの登場で頭の良さがアドバンテージにならない時代が来るのかもしれません。
ただ、私は少し違う考えを持っています。
“頭の良さ”は“その回転の速さ”だと私は思っていて、何かが起きた際に瞬時に判断し最適な回答を出せる人が、頭の良い人だと思っています。
いくらAIに最適なデートプランを提案してもらっても、その日その場で刻々変化する会話やイレギュラーな出来事に対しては、その人にしか判断できないものです。そこに必ず差が生まれてくると思うので、IQの変化というのはそこまで起きないのではないでしょうか。
しかしながら、AIの登場でみんなが“無難”な内容を提示してくる時代が来るのは間違いありません。いや実際もう来ています。
大学教授に聞いた話ですが、最近、学生の多くが“同じような”“無難な”レポートを出してくるようになった、と言っていました。つまりAIにレポートを書かせている可能性が高い、ということです。(個性を磨くために大学に来ているはずなのに、それで本当に良いのでしょうか…)
AIの進化や普及は止めようがないので、もしかしたら学生の評価方法を見直す時期に来ているのかもしれませんね。(もっと言うと薬剤師も…?こわ)









