大正製薬はパブロンシリーズから、1日2回の服用でつらいのどの痛み・せき・鼻みず・熱など、かぜの諸症状に効く「持続性パブロン錠」(指定第2類医薬品)を発売するとともに、眠くなる成分(抗ヒスタミン薬)を含まないかぜ薬「パブロン50錠」(第2類医薬品)のリニューアルを実施した。
新製品の持続性パブロン錠は、1つの錠剤内にナノハイドロコーティング技術を用いた「早く溶ける」層と、マトリックス型徐放技術を用いた「ゆっくり溶ける」層を組み合わせた〝時間差アクション〟錠を採用。OTC総合感冒薬では初めて解熱鎮痛成分のイブプロフェン、去たん成分のアンブロキソール塩酸塩を同時に持続化することに成功したのが大きな特長で、朝と夜の1日2回の服用で効果がしっかり持続するかぜ薬を実現した。
日中は薬を飲みづらい、飲み忘れてしまいがちでなんとかしたいといったかぜ薬ニーズと、夜間~早朝にかけて呼吸器症状や発熱などの症状が悪化しやすいというかぜの病態に対応したことで、仕事中に薬を飲みづらいという人、家事や育児などで日中忙しく過ごす人などに推奨できる。
一方、パブロン50錠は傷んだのど粘膜を修復・潤してたんを除く麦門冬湯乾燥エキス、のどの痛みを和らげ熱を下げるアセトアミノフェン、たんを出しやすくするグアヤコールスルホン酸カリウムを配合と、生薬エキスと洋薬のW処方で効き目を追求。抗ヒスタミン薬およびジヒドロコデイン塩酸塩、エフェドリン(dl-メチルエフェドリン塩酸塩)、麻黄(マオウ)などを含まず、かぜ薬の服用に伴う「眠くなる」、「口が乾く」、「尿が出にくくなる」といった症状が気になる人にも安心なコンセプトを訴求してきたが、今回その特長をパッケージの前面にわかりやすく表記することで売場アピール力を高めている。
【容量・価格】「持続性パブロン錠」18錠◆1518円、30錠◆1958円、「パブロン50錠」48錠◆1540円(各税込)
【発売日】「持続性パブロン錠」9月8日、「パブロン50錠」9月13日
【カテゴリー】「持続性パブロン錠」指定第2類医薬品、「パブロン50錠」第2類医薬品
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