「地域連携薬局」や「専門医療機関連携薬局」など、認定制度が始まり薬局のあらたなカタチが誕生してきていますね。OL資格確認による情報の一元管理や地域医療との連携、アフターピルの取り扱いなど薬剤師の「職域の拡大」が大いに注目されています。
薬剤師が医療の輪の中で、責任をもって遂行できる業務が増える事は、地域医療にとっても大きな貢献にもなり、歓迎すべきことですね。
ただ、薬剤師の本来求められている業務、ないがしろにしていませんか?
今回は「薬剤の適正使用」について考えたいと思います。
もちろん、薬剤師の使命として、「医療費削減」や「残薬調整」は重要な事です。ただ、一番大切な事は「必要な医療を適正に、患者さんに行き届かせる事」です。
薬剤師にとって職域のど真ん中、「服用薬剤調整支援料」について詳しく見てきましょう。
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1.服用薬剤調整支援料の概要と算定例
2. 現在の算定状況や課題
3. まとめ