
【Pick up1】
四方山話
インターネットが現れた際、大きな世界の転換点と言われました。
それまでは辞書をひいたり、知っている人に聞いたりしないと分からない情報が、検索するだけで一瞬で回答を得られるようになったからです。
ただ(特に初期のころは)間違った情報も多く、また無法地帯も散見されて、今まで知る機会もなかった(知る必要もないし知らない方が良かった)情報まで手に入るようになりました。最近はSNSも発展し、好みに応じた情報のみ出てくるようになり、逆にそれは自分に都合の良い情報しか入ってこないようになって、世界の分断に繋がっています。
ここでもう一つの大きな人類の転換点。AIの登場です。
今度は、自分に寄り添った(ような気がする)回答をするようになりました。こっちの意図を組んで、例えば「〇〇に行くルートを教えて。それに途中でお昼ご飯を食べたい。どこがいい?」みたいな、ネット検索では難しかった質問に回答できるようになり、さらに便利になりました。
ただあまりに人間っぽい寄り添った(ような気がする)回答を行うので、人生相談まで行うようになってきました。先日流れてきた動画で見たのが、“別れたい女性”と“別れたくない男性”が、それぞれAIにどう回答すれば良いか聞いて、その通りにしていく内容でした。もはやそれは本人たちではなく、ほぼAI同士が喋っていて、人間はスピーカーになっているだけという表現でした。もちろん動画はそれを皮肉った内容になっているのですが、結構芯をついていると思いますし、もうすでに現実に起きていそうです。ホラーですね。
(少し話が逸れますが「アップグレード」という映画はご存じでしょうか。一見の価値ありです)
AIが人知を超えるシンギュラリティも近いと言います。多くの人間がAIに人生の羅針盤を任せてしまうようになった時、世界はどうなってしまうのでしょうか。









