ファインは素材に竹を採用した人と環境に優しい歯ブラシ「MEGURU 竹の歯ブラシ」を発売する。2008年から展開するエコブランド・Fine eco41を刷新した新ブランド製品の第一弾で、今後シリーズを拡充していく。
環境問題に関心がある人や、化学物質に敏感な人向けとして柄に植物素材の竹を使用した生分解性樹脂製歯ブラシ。約26年前の発売当時、生分解性の樹脂での歯ブラシは割れやすく、耐熱温度が低いなどの問題から開発が難しかったが、静岡県の竹の利活用プロジェクトの一環として取組みを進め、数十回に及ぶ試行錯誤を繰り返した後に実現された。
柄の部分はポリ乳酸樹脂と竹の微粉末をブレンドした素材で、使用後に焼却する際の燃焼カロリーが低く、CO2排出量は一般樹脂に比べて少なく、また１年で育つ植物素材を使用していることからもサスティナブルな歯ブラシに位置付けられる。より環境に配慮し、パッケージをプラスチック包装から日本の竹を100％使用した竹紙に変更するとともに、手に取ってもらえやすいパッケージデザインに一新した。
竹は三重県伊賀市で育ったものを自社管理し、全て国内工場での製造している。環境に配慮しながら幅広いニーズに対応するため、ブラシは「豚毛」「花馬毛」「ひまし樹脂毛」「超極細毛」の４種類を用意。天然素材の特性上、柄の部分は分解が進んで強度が落ちるため、２年という業界初の品質保持期限を設けていることもこだわりとなっている。
【容量・価格】各１本◆「豚毛」「花馬毛」「ひまし樹脂毛」715円、「超極細毛」660円（各税込）
【発売日】６月10日
【カテゴリー】オーラルケア用品
