#要指導医薬品

「ベルフェミン®」 ゼリア新薬工業株式会社

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 ゼリア新薬工業は軽度の静脈還流障害(静脈の血流が滞ること)による足のむくみを改善する西洋ハーブを有効成分とする内服薬「ベルフェミン®」(要指導医薬品)を発売した。

成分・特徴

 欧州において下肢の静脈疾患(慢性静脈不全症)の治療に伝統的に使用されてきたセイヨウトチノキ(Aesculus hippocastanum L.)種子の乾燥エキスを主成分に採用している。同成分については1968年にドイツで発売以降、スイスやノルウェーほか世界10数ヵ国で下肢の静脈疾患(慢性静脈不全症)の諸症状を改善する一般用医薬品として販売されており、いわゆるダイレクトOTCとして日本でも承認・発売となった。
 
 国内で実施された臨床試験において、海外で実施された臨床試験(※)と同様、足のむくみを有する患者に対して有効性と安全性が確認されている。1日量(2カプセル)中、セイヨウトチノキ種子エキス552mg(セイヨウトチノキ種子2.65gに相当)で、セイヨウトチノキ種子エキス552mgにはトリテルペングリコシド100mgが含まれる。
 
 成人(18 歳以上)1回1カプセル、1日2回の服用により、軽度の静脈還流障害(静脈の血流が滞ること)による諸症状である足(ふくらはぎ、足首など)のむくみ、むくみに伴う足のだるさ・重さ・疲れ・つっぱり感・痛みを改善する。
 
(※)Diehm C, Trampisch H J, et al. Lancet. 1996 Feb 3;347(8997):292-294.

概要

【容量・価格】30カプセル◆2178円、60カプセル◆4268円(税込)
【発売日】12月20日
【カテゴリー】要指導医薬品


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    記事転載元(薬局新聞社)

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