大正製薬は主力胃腸薬「大正漢方胃腸薬」の微粒1包あたりの容量を少量化し、錠剤の大きさも小型化するとともにパッケージデザインを改変してリニューアル発売した。
大正漢方胃腸薬は安中散(あんちゅうさん)と芍薬甘草湯(しゃくやくかんぞうとう)という2つの漢方処方を組み合わせた胃腸薬として1978年に誕生。生薬の精油成分等をより多く残す「凍結粉砕法」(※1)の採用や、やわらかい顆粒をつくることができる「バーチカル造粒法」(※2)の導入などを経て、ザラつきが少なく口の中でスーッと溶ける口当たりの良い<微粒>、小粒で飲みやすい<錠剤>の2剤形で長年にわたり胃腸症状のセルフメディケーションに寄与している。
リニューアル発売では微粒の1包あたりの容量を1.2gから1.02gに少量化、錠剤の直径を9mmから8mmへ小型化することで、さらに飲みやすさを追求した。パッケージは従来から親しまれた黄色と茶色のデザインを基調としながら、グラデーションの配色を現代的なデザインを採用している。
ロングセラー主力胃腸薬のリニューアルに際して同社では、今後も品質向上に努めることで既存ユーザーはもちろん、今まで手に取ったことの無い層にも支持を広げる努力を重ねていく構えを寄せている。
(※1)生薬を密閉した機器中で瞬時に凍結し、粉砕する技術(※2)粒をやわらかくザラつきを少ない粒とすることで飲みやすさを実現する製法
【容量・価格】<微粒>12包◆1067円、20包◆1595円、32包◆2178円、48包◆2860円<錠剤>60錠◆1067円、100錠◆1595円、160錠◆2178円、220錠◆2860円(すべて税込)
【発売日】6月1日
【カテゴリー】第2類医薬品
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