薬剤師こだわり図鑑

その他のこだわり vol.2

スキル向上や多職種との連携を通じ
薬剤師をより患者さんに寄り添える存在に。

株式会社メディカル総合研究所 播金裕樹先生

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調剤薬局のグループ会社にて、薬局のサポート業務を中心に取り組む播金裕樹先生。薬剤師教育をはじめOTC製品づくりやMRの研修会などにも注力し、患者さんの声に応えられる薬局作りを内外の両面でサポートできる会社を目指している。

幅広い経験を活かし、現場の薬剤師支援を実施。

これまで管理薬剤師として調剤薬局勤務をはじめ、病院薬剤師や多職種との連携など、幅広い経験を積んできました。しかし近年は薬局の開局サポートといった経営寄りの業務が増えたことから、より患者さんに貢献できる薬局を作るお手伝いをしたいと考え、薬局のサポート業務に取り組むようになりました。
例えば、薬剤師の転職に伴い、薬局側との双方のマッチングを支える人材紹介や薬剤師の研修会の企画、OTCの商品開発、販売営業といったことも行っています。特にOTCでは大学との産学連携で地方の名産品を主原料とするオリジナルの健康食品を開発し、OEMとして多くの薬局にご提供しています。実際販売を行う薬剤師が自信を持って患者さんにおすすめできるようにエビデンスを証明する形としての産学連携にプラスして、調剤薬局でしか購入できないという付加価値にもこだわっています。また日中お忙しい薬剤師さん達がご案内するのに見合った利益が出せるような商品としております。

薬剤師業務の教育を通じ、MRと臨床現場の情報を共有。

もう一つ注力している活動が、製薬メーカーのMRに向けた現在の薬局業務を理解してもらうための研修会です。きっかけは、知人のMRさんが退職し薬剤師として再就職する際に指導を頼まれたことでした。その中で多くの気づきがあったようで、現役のMRにも薬局の業務を知ってもらうことは重要だという話になり、とある製薬メーカーの教育担当者様をご紹介頂き、研修会の営業にご訪問させて頂き、研修会が実施されるようになりました。模擬調剤や鑑査のみならず、服薬指導においても、薬剤師がいかに限られた時間や情報の中で患者様の特性を見極めながら服薬指導を行っているかという現状を体験いただき、在宅医療の現場や患者さんの実情も含めて残薬やポリファーマシーなどの服薬における問題について認識を深められる研修としています。さらに特養などの施設見学にて、看護師や介護士とディスカッションの機会を設けるなど医療用医薬品がどのような問題を抱えながら実際に服用されえているのか理解してもらえるように多様な試みを行っています。
MRが薬の提案しに行くのはドクターですが、薬は患者さんに飲んでもらうためのものですから、より現場に近い情報を収集し、臨床のニーズを把握した上で営業に活かせるよう、職場でも共有していただければと思っています。

現場からの積極的な提案が当たり前になるように。

情報提供や処方提案など、薬剤師にますます提案力が求められる時代において、製品に関する専門の知識を有するMRさんは薬局・薬剤師業務における処方提案のためのキーパーソン、かつ、相談相手という意味でも貴重ですから、医師への情報提供や処方提案するためにも連携を強めていく必要があると考えています。
また、在宅医療の現場では、生活環境や患者様の状態が原因で薬を飲むこと自体が大変な場合や副作用におけるQOL低下などが原因で、処方が適切でないケースも見受けられます。薬剤師もMRさんもお互いに現状認識を深め、協力し合いながら患者様にあった薬を処方提案ができるようになるのが理想ですね。医師への交渉力や知識、製薬メーカーからエビデンス情報の薬局への提案など課題はありますが、一つ一つクリアしていきたいです。そして、そのように変わろうとしている薬剤師業務についての現実を同業者や一般の方々にも、一層理解していただけるよう啓蒙活動も力を入れていきたいです。

オリジナルの健康食品を開発・販売。

青の恵
日本三大漬菜の一つとされる広島菜の栄養価の高さに着目し、大学、漢方メーカーと共同開発で商品化。広島菜に広島産の青大豆という希少大豆、研究や機能性検証された乳酸菌EC-12も加え、さらに漢方メーカーが得意とする顆粒製剤にすることにより水に溶けやすく、甘みのある味わいに。薬剤師が自信をもっておすすめできるOTC製品として調剤薬局限定で販売しています。

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