薬剤師取材

薬を扱う専門家として、患者さんの不安を取り除く 〜薬剤師として医療知識も貪欲に吸収〜

埼玉県 薬局薬剤師 安永裕矢先生

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内山先生は、大学卒業後にMRとして4年間勤めた経歴を持つ薬局薬剤師。MR時代に出会った尊敬する方々の医療知識を学び続ける姿勢に感銘を受け、自らも実践するように。医師や看護師等の職種の垣根を越えた医療従事者による協働関係を実現するため、薬にまつわる内容に留まらない幅広い知識を吸収している。

患者さんの抱える不安が、学ぶ意欲を駆り立てる

小児の場合、お子さん自身で健康管理をすることは難しく、親御さんも一人目のお子さんである場合は不安を感じている方が多くいることを知り、 薬剤師として薬の専門家の口からしっかり説明することで、そういった悩みを解消してあげられたらと感じたことが、知識を深めようと思ったきっかけです。 体重によって薬の量を変えたり、そもそもきちんと飲んでもらうために工夫が必要であったりと小児では求められることが多く、それゆえ薬剤師が果たせる役割は大きいと感じています。 お薬を飲んでもらわないと治療は成立しませんから、例えば練乳を混ぜて団子状にして与える工夫や服薬ゼリーの活用、指導箋などの情報をもとに飲ませやすい味の組み合わせの表を作成するなどして、 服用のためのアドバイスも行っています。また子どもは頑張って薬を飲んでくれていますから、飲んだときにはちゃんと褒めてあげるようにもお伝えしています。

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